ポールがジョンの喪失感を癒すために作った曲「Here Today」 〜キャバーンビート5周年記念 パロッツライブ 御礼〜

昨日9/24のキャバーンビート5周年記念 ザ•パロッツライブ、キャバーンビートまでお運び頂きましたお客様、お陰様で無事に開催することが出来ました、心から御礼申し上げます。
また一番大変なときに福岡に来て下さいましたパロッツメンバーのゴードンさん、バンビーノさん、トーマスさん、そして山本さん、阿部さん、磯村さん本当にありがとうございました。これからもチャッピーさんのご意志を継いでパロッツの益々のご発展を心よりお祈り致します。

そして故チャッピー吉井さんへの思いが一体となり感動的な追悼ライブとなりましたことは5年間の中でもとても心に残る思い出深いライブの一つとなりました。

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ここで皆さんにプレゼントです。昨日のパロッツのステージより、これまで六本木アビーロードでも演奏しなかったという、会場全体が涙したゴードンさんの「Here Today」をご覧ください。期間限定の公開とさせて頂きます。

もしも僕が君を良く知っていると言ったら 何て答えるんだろう
もしも今 君がここにいたなら ここにいたなら…
きみのことだから はにかみながらこう言うかも
元々僕らは別々なのさってね
もしも今 君がここにいたなら ここにいたなら…
でも僕はね どんなことも鮮明に覚えてるよ
だから人目も憚らずに涙枯れるまで泣くのさ
君が恋しい
二人出会った時 ハチャメチャに騒いでたのを覚えてるかい
歌うこと以外何も分からなかったよね
一緒に泣いた夜もあったから 心に秘めるなんて事 知らなかったから
誰が囁いても聴こえなかった でも君はいつもそこにいた 笑いながら
もし言うとしたら君を愛してた真実と出会えたことの喜びだよ
もしも今 君がここにいたなら
この歌を捧げるよ
ここにいたなら…

ポール•マッカートニーがジョン•レノンが亡くなった後にジョンに向けて作った曲。
ポールとジョンの関係は自分と最愛の人との関係のような誰の心にもある関係と思います。最愛の人を失った時、ああしておけばよかった、素直に気持ちを伝えておけばよかったと後悔することがあるかも知れません。歌詞の中に「人目も憚らずに涙枯れるまで泣くのさ」とあります。傷が癒えない状況の中、またいつ癒えるとも知れない傷を抱えた中で、ポールは涙を耐えるのはやめて、心の中の悲しみと思う存分向き合うことをしています。故人と対話する事で癒しを求め、そしてポールが今も世界中で公演の度にこの曲を歌い続けているのはポール自身の傷ついた心の癒しの活動そのものであり最愛の人を失った心の穴を埋めようとしているのかも知れません。

この度のチャッピーさんの急逝を受け皆様の心が一日も早く癒され前向きに進んでいけますように心からお祈り申し上げます。

また、キャバーンビートはこれまでお運び頂きましたお客様と出演してくださいました方々ご関係者様に支えられまして5周年を迎えることができました。これからまた一日一日を大切に皆様に喜んで頂けるような場と成りますよう努力して参ります。今後も宜しくお願い申し上げます。




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